vs角交換型四間飛車

四間飛車側が早めに45歩と角交換を挑んだ形。ずっと駒組のしにくさを感じていたが、評価値は居飛車有利だった。

居飛車側が穴熊に組んだところで、46歩と突かれたところ。四間飛車は木村美濃に組み替えていた。

46歩の仕掛けは同歩ととれば居飛車側が有利だった。47の地点に角を打たれることを気にしていたが、45桂と両取りをかけるほうが厳しかった。45桂と跳ねた局面は、1500点ほど居飛車勝勢。

序盤の駒組を解析したところ、居飛車側は65角と桂取りに打つ手が面白い。

ここで21の桂馬を守る手段が12角と打つしかない。そのあとは56角と引き、45桂と歩をかっさらいながら33の銀をどかして飛車先突破、プラス73桂と玉側の桂馬も跳ねて二枚の桂馬で53の地点を狙う二つの狙いがある。